理念・基本方針
理念
基本方針
- 医療、介護、予防、住まいを、一体的に提供し、地域包括ケアシステムの構築に貢献します。
- 良質で安全・安心な医療と介護を提供します。
- 職員一人一人が働き甲斐を持って、意欲と能力を最大限に引き出せる職場をつくります。
- 地域と共存共栄を図り、なくてはならない存在をめざします。
- 持続可能な組織、経営を目指し、すべての職員が自ら考え行動します。
2024~2026年度中期目標
基本方針を遂行するにあたり、より具体的な目標を定めました。
- 各部門における受け入れ態勢の再構築と、在宅医療を推進し、地域包括ケアシステムにおける役割を強化する。
- 医療安全・感染管理体制のさらなる強化と知識技術の向上を図り、安全安心な医療環境を提供する。
- 人材育成を強化し中長期を視野に計画的な教育体制を構築し、人材の確保定着を目指す。
- 地域住民や区内企業の健康維持・増進活動や地域のニーズに沿った質の高い医療提供する。
- 各部門・部署内での業務効率を見直し、新たなシステムや機器の導入を検討し生産性の向上を図る。
行動指針
- 他のスタッフと互いに尊敬し協力し合い業務に励みます。
- 医療・介護の公共性を重んじ、法規範の遵守・法秩序の形成に努めます。
- 医療・介護を受ける人々の人格と権利、プライバシーを尊重し、やさしい心で接します。
- 医療・介護を受ける人々にその内容についてよく説明し信頼を得るように努めます。
- 医療・介護を受ける人々に対し常に安全に留意します。
- 業務に必要な知識と技術の習得に努め、質の向上を図り、人材を育成します。
- 常に業務の効率を図ります。
- 環境へ配慮した行動に努めます。
患者さんの権利
- 差別なしに適切な医療を平等かつ公平に受ける権利
疾病の種類、社会的地位、国籍等に関わらず、すべての人には良質な医療を平等かつ公平に受ける権利があります。 - 尊厳に対する権利
個人としての価値観を尊重され、その尊厳とプライバシーは守られるとともに、自らの意見を述べる権利があります。 - 十分な説明と情報提供を受ける権利
治療や危険性、他の治療方法や見通しなどについて、分かりやすい言葉や方法で、十分な説明と情報の提供を受ける権利があります。また、意思決定を行う上で必要となる情報を得る権利もあります。 - 患者さん自ら選択・決定する権利
治療方法や検査などについて説明を受けた上で、自らの意思で選び決定する権利と、希望しない医療の拒否、医療機関等を選択する権利があります。そのために、カルテを含む診療情報の開示やセカンド・オピニオンを求めることができます。 - プライバシー保護に対する権利
自分の身体や病気をはじめとするすべての個人情報やプライバシー情報を、自分の承諾なくして第三者に開示されることがなく守られる権利があります。
患者さんの義務
- 疾病や医療を十分理解するよう努力する義務
医師をはじめとする医療提供者に、必要な情報をできるだけ正確に知らせ、不明な点や疑問に思うことがあれば、納得できるまで質問するなどして自らの疾病や医療について十分理解するよう努力してください。 - 医療に積極的に取り組む義務
検査、診断、治療の必要性について、納得し合意した方針には意欲を持って取り組んでください。
患者さんの協力なしには、検査や治療を実施、継続することはできません。 - 社会的な道徳を守る義務
すべての患者さんが快適な環境で医療が受けられるよう、病院内での規則と病院職員の指示を守り、社会的なルールを尊重し、他の患者さんのプライバシーなどに配慮する必要があります。
暴言・暴力行為、セクシャルハラスメント等の迷惑行為は犯罪となります。他の患者さんにご迷惑がかかる場合や、診療行為が妨げられる場合、必要に応じて警察に通報する場合もあります。
また、医療費も速やかにお支払いいただくことも要求されます。